当治療院は、平成19年より産婦人科医師と提携して不妊治療に参加してきました。これまで、過去13年間の成績は妊娠率85％（41名に鍼灸治療を3ヶ月以上行い35名妊娠）となっています。（過去3年では90％）鍼灸治療による一般的な妊娠率が45％～50％と言われていますので、比較的良い結果を残せていると思います。また、鍼灸治療開始から妊娠までの期間は

第1子希望の方では、3ヶ月～26ヶ月：平均8ヶ月

（40歳以上の方の妊娠は4名）

（第1子出産後、第2子は特に鍼灸治療せずに自然に

　妊娠から出産に至った方が3名おられます。）

第2子希望の方では2ヶ月～1ヶ月：平均5ヶ月

となっています。

ちなみに第2子希望者の妊娠率は今のところ90％です。

妊娠（心音確認）された患者さんの出産までの成功率は94％です。

また、お子様も3000ｇ程度に成長されご出産というケースが多く、このあたりの成長率も鍼灸効果によるものと思われます。

不育症の方も3名が妊娠から出産されています。以前は妊娠はするものの流産となりやすかった体質が鍼灸治療により改善されたものと思われます。

＊統計は週に1～2回の鍼灸治療を3ヶ月以上行った方を対照としました。

  主に、このような方法で、気血の流れをスムーズにすることにより、妊娠しやすい体を目指します。

　＊Tシャツ、ハーフパンツ、ジャージ等膝上が出しやすいような服装をご用意ください。

　生理痛、冷え症、更年期障害等につきましても、治療の流れは、上記の不妊治療と同じです。脈、舌の変調やおなかの圧痛が軽減するにつれて、それぞれの症状が軽快していきます。お気軽にご相談ください。

＊理想的なおなかとは

　健康な人の理想的なおなかとは、赤ちゃんのようにふっくらと弾力があり、ほのかに温かく、どこを押しても痛くはありません。おなかを押して痛みのある方は、治療により痛みが軽減するに従って妊娠率も上がっていきます。婦人科疾患（生理痛、冷え症等々）の場合もおなかの圧痛が軽減するに従いそれぞれの症状が軽快していきます。

　腹診等の診断を元に手足のつぼとつぼを磁石で結びます。主に気血の流れを改善し体質改善を図ります。